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京都府立大学からのお知らせ

細胞分裂装置のフィラメントと人工タンパク質により安定化された二重らせんの詳細な構造を世界で初めて明らかにしました ~メカニズム解明や創薬に期待~


 京都府立大学大学足球比分_足球即时比分-百度百科&命環境科学研究科の田中俊一准教授らの研究グループは、立命館大学生命科学部の松村浩由教授、大阪大学大学足球比分_足球即时比分-百度百科&命機能研究科の難波啓一特任教授、藤田純三特任助教らと共同で、細菌の細胞分裂装置の一部であるフィラメントおよび人工 結合タンパク質により安定化されたフィラメントからなる二重らせんの詳細な構造をクライオ電子顕微鏡を用いて明らかにしました。
 本研究成果は足球比分_足球即时比分-百度百科& 5 年 7 月 11 日(日本時間)、英国科学雑誌「 Nature Communications 」オンライン版に掲載されました。

 本件のポイント
 ? 細菌の 細胞分裂装置の一部である FtsZ フィラメントの溶液構造をクライオ電子顕微鏡を用いて世界で初めて高分解能で明らかにしました。
 ? FtsZ に特異的に結合し、細胞分裂を阻害する小さな人工結合タンパク質(モノボディ)を取得し、X線結晶構造解析によりその結合様式を明らかにしました。
 ? モノボディにより安定化された FtsZ フィラメントの二重らせん構造をクライオ電子顕微鏡を用いて高分解能で明らかにしました。
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